本サイト上のコンテンツは、参照目的だけのために、英語の原本から翻訳されたものです。また、本サイト上のコンテンツの一部は機械翻訳されたものです。日本語版と英語版の間に何らかの齟齬がある場合には、英語版が優先されます。当社は改善のためのあらゆる努力を行いますが、翻訳の正確性及び信頼性は保証せず、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、不正確性又は遺漏により生じる損失又は損害に責任を負わないものとします。
IT人材への需要は引き続き拡大しています。 IT人材の雇用は増加を続けており、業界を問わず企業は、サポート、インフラストラクチャ、ソフトウェア、データ、サイバーセキュリティ、イネーブルメント*の6つのテクノロジー職務ファミリーすべてにわたる人材を募集しています。ITプロフェッショナルにとって、テクノロジー分野への参入はキャリアの第一歩に過ぎません。キャリアアップの機会や能力開発支援へのアクセスには差があります。
本調査の結果は、その両面を示しています。ITプロフェッショナルの4分の3は仕事全般に比較的満足している一方で、測定した5つの職務側面の中でキャリア成長の評価は最も低く、3分の1以上が昇進やキャリアアップの機会不足を懸念事項として挙げています。
ITプロフェッショナルは特に、今後1年間にさらなる学習が必要になると考えています。また、AIは求められるスキルを変化させています。多くの回答者は、AIがすでに業務効率向上に役立っていると答えている一方で、今後身につけたい能力は職種によって異なっています。
プロフェッショナルは、キャリアアップを支援する手段の一つとして資格認定を捉えています。4分の3がCompTIA認定資格はキャリア向上に価値があると考えており、資格保有者の多くが何らかのメリットを実感しています。最も多く挙げられた利点は、履歴書・職務経歴書の強化や自信の向上でした。しかし、雇用主からの支援は一般的とは言えず、資格取得費用を企業が負担していると回答した従業員は約3人に1人にとどまり、小規模企業ではそのような支援はさらに少ない傾向にあります。
CompTIA IT Career Insights 調査は、12か国のITプロフェッショナルがどのようにキャリアを築いているのかを考察しています。具体的には、何を学びたいと考えているのか、雇用主からどの程度の支援を受けているのか、そして資格認定がどのような価値をもたらしているのかを分析しています。
* 職種構成は雇用主や業界によって異なります。テクノロジー分野の雇用動向や採用需要のトレンドについては、CompTIAの「State of the Tech Workforce」および月次「Tech Jobs Report」をご参照ください。また、CompTIAのTech Jobs Taxonomyの詳細については付録をご覧ください。
主なポイント
1. ITプロフェッショナルは仕事に満足している一方で、キャリア成長には課題が残る
76%
仕事全般に満足していると回答した割合(純計)は76%で、IT管理職では84%、ITスタッフでは80%に達する一方、IT部門以外では64%にとどまっている。47%
キャリア成長の機会に満足している割合(純計)は、測定した5つの職務側面の中で最も低い評価となっている。37%
3分の1を超える回答者が、キャリア成長の機会不足をキャリアパス上の懸念として挙げている。
2. AIによる効率向上を実感、求めるスキルは職種ごとに異なる
55%
AIが業務をより効率的に進めるうえで役立っていると回答57%
AIツールを効果的に活用することを、優先的に習得すべきスキルの一つとして挙げている。68%
サイバーセキュリティ担当者の68%が、AIセキュリティ/リスク管理を優先的に習得すべきスキルとして挙げており、データ関連職種では32%となっている。
3. 学習者は多様な学習支援を求めている
92%
キャリア目標達成のために、何らかの学習支援を必要としている43%
最も役立つ学習支援として、実践的なプロジェクトやラボ演習を挙げており、続いて会社負担の研修(40%)が支持されている33%
中小企業(SMB)の従業員の33%は、勤務先がITスタッフ向けの学習支援を提供していない、または利用可能な支援内容を把握していないと回答
4. 認定資格はキャリアに価値をもたらす一方、取得には障壁も存在する
81%
CompTIA認定資格は、今日のIT職務に関連性があると回答(純計)84%
CompTIA認定資格によって少なくとも1つのメリットを実感しており、特に履歴書・職務経歴書の強化や自信の向上を挙げている34%
認定資格取得に対する勤務先の費用支援を受けていると回答。支援制度の提供率は企業規模が大きいほど高く、大企業(40%)から中小企業(29%)まで差が見られる
1. IT人材は仕事に満足している一方、キャリア成長には課題
働くプロフェッショナルの多くは、自身の仕事全体に満足していると回答しており、その割合は76%(純計)に達しています。しかし、満足度は仕事のさまざまな側面によって異なります。また、仕事への満足度は、IT職に従事している人、より上位の役職に就いている人、そしてIT業界での経験年数が長い人ほど高い傾向が見られます。
IT分野へのキャリアを選ぶ理由として最も多く挙げられたのは、テクノロジーへの適性とテクノロジーへの情熱でした。一方で、それ以外の動機は市場によって異なります。米国では給与水準の高さが重視される傾向があるのに対し、その他の地域では雇用の安定性や問題解決へのやりがいを理由として挙げる人が多く見られました。
国別の主な理由
| オーストラリア | ブラジル | カナダ | ドイツ | |
| #1 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 |
| #2 | スキルが合っている | スキルが合っている | スキルが合っている | スキルが合っている |
| #3 | 安定した雇用 |
現実社会の課題を解決する
|
現実社会の課題を解決する
|
現実社会の課題を解決する
|
| インド | アイルランド | 日本 | メキシコ | |
| #1 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 | スキルが合っている | 自分の情熱との一致 |
| #2 | スキルが合っている | スキルが合っている | 自分の情熱との一致 | スキルが合っている |
| #3 | 安定した雇用 | 安定した雇用 |
現実社会の課題を解決する
|
安定した 雇用 |
| サウジアラビア | 南アフリカ | 英国 | 米国 | |
| #1 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 | 自分の情熱との一致 | スキルが合っている |
| #2 | スキルが合っている | スキルが合っている | スキルが合っている | 高給 |
| #3 |
現実社会の課題を解決する
|
現実の問題を解決する | 高給 |
自分の情熱との一致 |
ITキャリアは一つの決まったルートではなく、さまざまな経歴や学習経験を持つ人々によって支えられています。現在IT職に就いている人の約7割(69%・純計)は、以前にも同じ分野または別の技術分野で働いていた経験を持っており、過去の技術職経験がITキャリアへの最も一般的な入り口となっています。一方で、約3分の1はIT以外の職種や学校・研修プログラムなどから転身しており、IT分野への参入経路が多様であることも明らかになっています。
また、最初のIT職に就いた時点で保有していた資格や学歴もさまざまです。学士号や大学院学位が最も一般的である一方、認定資格、高校卒業資格、短期大学・専門学校での学習経験、さらには個人的な技術経験を強みとしてキャリアをスタートした人も少なくありません。
これらの結果は、IT人材育成や学習支援の取り組みにおいて、継続的なスキルアップやキャリアチェンジを支援することの重要性を示しています。また企業にとっては、4年制大学卒業や過去のIT経験を必要以上に採用要件とせず、複数のキャリアパスを認めることで、より幅広い人材への門戸を開くことができます。さらに、社内で異なるIT分野へ挑戦できるキャリアパスを整備することで、人材の定着と成長を促進し、長期的な組織力強化につなげることが期待されます。
初めてのIT職に就いた際に保有していた主な資格・経験
43% 学士号または大学院学位
29% 認定資格
27% 高等学校卒業資格(高校卒業資格/GEDなど)
27% 大学・短大・専門学校での学習経験(学位未取得)
21% 個人的なIT・テクノロジー経験
働くプロフェッショナルの87%(純計)が、自身のキャリアパスに関して少なくとも1つの懸念を抱えていると回答しました。キャリアに関する懸念として最も多く挙げられたのは、成長機会の不足(37%)と次に取るべきステップが不明確であること(37%)でした。一方で、転職を検討する最も強い理由としては、より高い給与や充実した福利厚生(64%)が挙げられています。
キャリアパスの懸念
| 合計 | ITマネージャー/エグゼクティブ | ITスタッフ | その他/非IT分野 | |
| キャリア成長の機会の欠如 | 37% | 32% | 37% | 41% |
| キャリアの次のステップに関する不確実性 | 37% | 28% | 36% | 44% |
| AI、自動化、その他の新興技術 | 30% | 32% | 32% | 22% |
| 仕事のストレス/ワークライフバランスの欠如 | 28% | 39% | 27% | 28% |
| スキルが時代遅れになるリスク | 27% | 20% | 29% | 24% |
| 仕事が外注されたり、ポジションが解雇されたりするリスク | 22% | 19% | 24% | 16% |
| 効果的に仕事をするためのリソース不足 | 19% | 26% | 20% | 15% |
| 全くありません | 13% | 15% | 13% | 15% |
大半のプロフェッショナルは、現在の専門分野の中でキャリアを発展させたいと考えています。 3分の2をやや上回る割合(68%・純計)が、技術スキルを強化したり、より上位の職位を目指したりすることでキャリア形成を進めたいと回答しました。一方で、新しい職種や異なる役割への転向を希望している人は21%(純計)であり、その関心分野は複数にわたります。その中では、サイバーセキュリティが最も多く選ばれた分野(51%)でした。
これらの結果は、企業が提供するスキル開発の機会や明確なキャリアアップの道筋が、現在および将来の労働力の多くが求めているものであることを示しています。
2. プロフェッショナルはAIによる効率化を実感する一方、求められるスキルは職種ごとに分化し始めている
半数を超えるプロフェッショナル(55%)が、AIによって業務効率が向上したと回答しています。また、約3人に1人(34%)は、AIが自身に求められるスキルを変えつつあると感じており、57%がAIツールを効果的に活用するスキルの習得を優先事項としていると回答しました。さらに、認定資格保有者は、資格を持たない人と比べて、AIによる業務効率化や新たなキャリア機会の創出を実感している割合が大幅に高いことが分かりました。
現在の職種別に見た、優先的に習得すべきAIスキル
| 合計 | 支援 | インフラ | ソフトウェア | |
| AIツールの効果的な活用 | 57% | 53% | 61% | 61% |
| AIセキュリティ/AIリスク管理 | 47% | 42% | 42% | 37% |
| ワークフローの自動化 | 46% | 39% | 44% | 47% |
| AIユースケースの特定 | 37% | 31% | 38% | 44% |
| AI出力の正確性/品質評価 | 34% | 23% | 33% | 40% |
| データ分析/モデル関連スキル | 26% | 21% | 18% | 28% |
| データ | サイバーセキュリティ | 実現 | その他/非IT分野 | |
| AIツールの効果的な活用 | 59% | 61% | 59% | 55% |
| AIセキュリティ/AIリスク管理 | 32% | 68% | 55% | 37% |
| ワークフローの自動化 | 50% | 55% | 49% | 43% |
| AIユースケースの特定 | 43% | 43% | 42% | 36% |
| AI出力の正確性/品質評価 | 44% | 39% | 41% | 32% |
| データ分析/モデル関連スキル | 53% | 25% | 29% | 29% |
国別の傾向を見ると、調査対象となったほぼすべての市場において、AI活用による業務効率の向上が最も多く報告されています。一方で、国ごとにいくつかの特徴的な違いも見られます。ブラジルでは、業務効率の向上や新たなキャリア機会の創出を実感している割合が比較的高くなっています。日本では、AIによって求められるスキルが変化していると感じる割合が高く、カナダ、英国、米国では、将来の役割やキャリアプランに対する不確実性を感じている割合が高い傾向が見られました。
| AIの影響 | オーストラリア | ブラジル | カナダ | ドイツ | インド | アイルランド | 日本 | メキシコ | サウジアラビア | 南アフリカ | イギリス | アメリカ合衆国 |
| より効率的に働く手助けをしてくれる | 57% | 75% | 54% | 58% | 55% | 48% | 59% | 63% | 53% | 59% | 53% | 51% |
| 必要なスキルを変える | 29% | 37% | 38% | 30% | 32% | 29% | 60% | 49% | 25% | 21% | 30% | 35% |
| 新たなキャリア機会の創出 | 21% | 51% | 25% | 31% | 41% | 24% | 28% | 47% | 32% | 29% | 14% | 24% |
| 将来の役割やキャリアプランに不確実性を生み出している | 22% | 15% | 28% | 19% | 18% | 22% | 14% | 12% | 14% | 14% | 27% | 29% |
| 今のところほとんど影響はない | 23% | 12% | 16% | 16% | 17% | 29% | 12% | 12% | 18% | 22% | 26% | 20% |
| その他 | 3% | 1% | 5% | 4% | 0% | 1% | 1% | 2% | 0% | 1% | 3% | 3% |
| よくわからない | 8% | 1% | 7% | 12% | 8% | 6% | 4% | 2% | 12% | 9% | 7% | 6% |
希望する職種別に見ると、セキュリティスキル向上への関心はサイバーセキュリティ職に限られていません。 サポート分野やインフラ分野へのキャリアパスを目指す人々においても、セキュリティスキルの習得が最も優先度の高い項目となっています。一方で、職務に特化したAIスキルへの関心は、データ分野やサイバーセキュリティ分野を目指す人々の間でより顕著に見られます。
セキュリティスキルはキャリアパスを問わず重要
AIに関する優先スキルはキャリアパスによって異なる
3. プロフェッショナルはさまざまな学習支援を求めている
現在働いている人材やIT分野を目指す人々は、キャリア目標の達成に役立つ支援リソースとして、さまざまな選択肢を挙げています。そのうち92%(純計)が、少なくとも1つの学習支援リソースを活用したいと考えていると回答しました。
企業がIT人材向けに提供する学習支援の内容は、組織規模によって大きく異なります。オンライン学習、認定資格取得費用の補助、企業負担による研修など、いくつかの学習支援制度は大企業でより広く提供される傾向にあります。
特に差が大きいのは、オンライン学習へのアクセス、認定資格取得費用の補助、企業負担の研修制度です。一方で、プロフェッショナルがキャリア目標の達成に役立つと考える上位3つの支援のうち、学習専用時間の確保や実践的なラボ演習については、企業規模を問わず十分に提供されていないことが分かりました。
また、中小企業(SMB)で働く従業員の3分の1は、自社がITスタッフ向けの継続的な学習支援を提供していない、または利用できる支援内容が分からないと回答しています。最大規模の企業であっても5人に1人が同様の回答をしており、学習支援そのものの拡充だけでなく、既存制度の認知向上にも改善の余地があることが示されています。
- 仕事に対する満足度が高い従業員ほど、利用可能な学習支援が充実していると回答する傾向があります。一方で、満足度が中立または低い従業員は、学習支援が提供されていない、あるいは内容が分からないと回答する割合が高くなっています。
-
学習支援の状況は業界によっても異なります。金融・銀行・保険業界では、オンライン学習、認定資格費用補助、キャリアパス支援など多くの学習支援制度で他業界を上回っています。一方、政府・公共部門では、企業(組織)負担による研修制度の利用率が比較的高くなっています。
-
認定資格取得費用の補助については、CompTIAの調査サンプルの回答者の方が、サードパーティ調査パネルの回答者よりも利用している割合が高くなっています。
ほとんどのプロフェッショナルは、今後12か月以内に追加の研修や教育が必要になると考えています。 そのうち44%は、追加の学習機会を利用する可能性が高いと明確に回答しています。
予想されるとおり、キャリアの初期段階にいる人ほど、IT業界での経験年数が長い人に比べて、追加の研修や教育を受ける意向を「間違いなく利用する」または「おそらく利用する」と回答する割合が高くなっています。
さらに、今後1年間で利用を予定している学習形態について尋ねたところ、10人中9人が少なくとも1つの学習手段を利用する予定であると回答しました。
利用意向が最も高かったのは、必要なときにアクセスできる柔軟な学習形式でした。一方で、決まった日時への参加が求められる学習形式は、全体的に利用予定が低い傾向が見られました。なお、これらの結果は各学習手法の価値を比較したものではなく、あくまで利用予定の傾向を示しています。
さらに、国別に今後利用予定の研修・学習方法を見ると、自己学習型のeラーニングが全体で最も利用意向の高い学習方法であり、ほぼすべての国でトップとなっています。
一方で、それ以外の学習方法に対する選好は国によって異なります。このことは、各市場のニーズに合わせて、提供する研修・学習方法の組み合わせを最適化する必要があることを示しています。
| トレーニング方法 | オーストラリア | ブラジル | カナダ | ドイツ | インド | アイルランド | 日本 | メキシコ | サウジアラビア | 南アフリカ | イギリス | アメリカ合衆国 |
| 講師主導のライブバーチャルクラス | 15% | 39% | 17% | 19% | 32% | 19% | 15% | 17% | 18% | 30% | 25% | 20% |
| 講師主導の対面クラス | 13% | 28% | 15% | 18% | 28% | 14% | 8% | 10% | 25% | 22% | 18% | 18% |
| オンデマンド録画ビデオコース | 36% | 59% | 30% | 35% | 33% | 30% | 13% | 48% | 32% | 25% | 31% | 32% |
| 短いオンライン動画/チュートリアル | 43% | 60% | 43% | 45% | 41% | 40% | 20% | 38% | 40% | 42% | 43% | 43% |
| 自己ペースのeラーニングコース | 66% | 67% | 60% | 62% | 58% | 63% | 35% | 71% | 56% | 60% | 64% | 59% |
| 実践的な実験やシミュレーションベースの学習 | 42% | 65% | 46% | 42% | 52% | 40% | 17% | 50% | 33% | 44% | 43% | 37% |
| 書籍/電子書籍、学習ガイド、または模擬試験 | 45% | 56% | 44% | 42% | 37% | 46% | 30% | 71% | 25% | 37% | 42% | 36% |
| 現場での研修またはプロジェクトベースの学習 | 37% | 43% | 35% | 39% | 45% | 29% | 10% | 23% | 33% | 38% | 44% | 38% |
| NAか、あるいはどれでもない | 9% | 2% | 10% | 11% | 6% | 10% | 34% | 4% | 10% | 6% | 12% | 9% |
4. 認定資格はキャリアに価値をもたらす一方、取得の障壁も存在する
約8割の回答者が、CompTIA認定資格は今日のIT職務に関連性があり(81%・純計)、信頼できる業界専門家によって開発されており(80%)、実社会での業務に向けた準備に役立ち(78%)、雇用主から信頼されており(77%)、キャリアアップに価値がある(75%)と考えています。
CompTIA認定資格保有者の大多数(84%・純計)は、少なくとも1つのメリットを実感していると回答しました。主なメリットとしては、**履歴書・職務経歴書の強化(50%)と自信の向上(49%)**が挙げられています。
また、68%(純計)が認定資格は既に自身のキャリアに役立っていると回答しており、その中には現在のIT職務で昇進した人(26%)も含まれています。
認定資格取得費用については、44%が勤務先からの補助を受けずに自己負担で支払った一方、28%は勤務先が費用を負担したと回答しています。
一方、働くプロフェッショナル全体を見ると、企業による支援は依然として限定的です。勤務先が認定資格取得費用の補助や試験バウチャーを提供していると回答したのは約3分の1(34%)にとどまっています。
現在CompTIA認定資格を保有していない少数の回答者については、その主な理由として、雇用主から求められていないこと、資格の失効や更新未実施、費用負担などが挙げられました。これは、認定資格のキャリア価値に対する疑念ではなく、取得・維持に関する実務的な障壁が主な要因であることを示しています。
「ブラジルでは、CompTIA認定資格を保有していることの価値は、採用時に非常に重視されています。しかし、多くの企業は試験費用の負担を支援していません。」
本調査は、調査設計上、回答者の大半が現在または過去にCompTIA認定資格を保有していることを前提としています。現在CompTIA認定資格を保有していない回答者は全体の11%にとどまり、その主な理由として挙げられたのは、勤務先から認定資格の取得を求められていないことでした。これに続いて、その他の個人的な事情や制約が理由として挙げられています。
CompTIA認定資格を取得した人の8割以上(84%・純計)が、少なくとも1つのメリットを実感していると回答しています。 主なメリットとしては、履歴書・職務経歴書の強化(50%)と自信の向上(49%)が挙げられ、続いて資格取得による達成感(41%)が続きました。
こうしたメリットは、認定資格を有効な状態で維持している人ほど顕著に表れています。現在も資格を保有している人の85%が何らかのメリットを実感しているのに対し、資格が失効している人ではその割合は71%にとどまりました。
また、履歴書・職務経歴書の強化というメリットは、現在の職務に就いてからの期間が短い人ほど大きく感じられています。例えば、現在の職務経験が2年未満の人では60%がその効果を実感している一方で、10年以上の人では37%となっています。
さらに、ここで示したメリットに加え、認定資格取得時に就業していた回答者のうち約3人に1人(29%・純計)が、認定資格取得をきっかけに給与の増額やボーナス支給を受けたと回答しています。
回答者は、CompTIA認定資格によってIT業界への転職や参入、キャリアチェンジ、専門職としてのキャリアアップを実現できたほか、自身のスキルに対する自信の向上や、第三者からの客観的な評価・認証を得られたと述べています。
回答者からのコメント(一部抜粋):
| キャリアエントリーと転職 |
|
「CompTIA認定資格を2つ取得したことで、IT業界での最初の仕事を得ることができました。私のキャリアの大きな出発点となり、多くの人に勧めたいと思っています。」 |
|
「私のキャリアをスタートさせたとても良い資格です。」 |
|
「これらの認定資格のおかげで、平均的な低賃金の技術職から医療IT分野でのキャリアへと進むことができました。現在の仕事ではCompTIA認定資格そのものを必要としているわけではありませんが、これらの資格を取得したことに常に誇りを感じています。」 |
|
「CompTIAのおかげでIT業界へのキャリアチェンジを実現できました。本当に感謝しています。」 |
|
「CompTIAは、私が最初の仕事を得るための道を切り開いてくれました。」 |
| 昇進と機会 |
|
「CompTIA認定資格は、30年にわたる私のITキャリアの中で多くの扉を開いてくれました。ほかの候補者と比較して実力がほぼ同等だった場合でも、認定資格が差別化要因になりました。」 |
|
「変化の激しいテクノロジー業界でキャリアアップしていくために、認定資格は欠かせないものです。」 |
|
「CompTIA認定資格は非常に優れており、テクノロジー分野で成長し、キャリアを発展させたいと考えているすべてのプロフェッショナルに勧めたいと思います。」
|
|
「CompTIA認定資格は、私のキャリアアップに非常に大きな価値をもたらしてくれました。」
|
|
「CompTIA認定資格は、キャリア成長とスキル向上に大きな価値を提供してくれます。」
|
| 自信とスキルの検証/信頼性 |
|
「CompTIA認定資格は、テクノロジー分野での自信を高めてくれました。その自信が、IT業界での最初の仕事を得る後押しになりました。」
|
|
「CompTIA認定資格はスキルを証明し、雇用主からの信頼を高め、就業機会を広げるとともに、長期的なキャリア成長を支えてくれます。」
|
|
「CompTIAは業界内で高く評価されており、認知度の高い認定資格だと思います。」
|
|
「CompTIAは、受験者のスキルを本当に評価できる認定試験を提供していると思います。」
|
|
「CompTIAが現在の業界ニーズに即した高品質な認定資格とトレーニングを提供し続けていることに感謝しています。学習教材、認定資格のキャリアパス、そして実践的なスキルに重点を置いた取り組みは、技術知識の習得と専門職としての成長に大いに役立っています。」
|
付録に記載されている詳細については、 レポートをダウンロードしてください。
調査方法
CompTIAの「IT Career Insights」調査は、2026年7月から8月にかけてオンラインで実施された定量調査です。
調査には、CompTIA認定資格保有者・保有経験者3,122名と、米国の第三者調査パネルを通じて募集したITプロフェッショナル509名の計3,631名が参加しました。95%信頼水準における全体の標本誤差は±1.6ポイントです。なお、データのサブグループやセグメント別分析では、推定標本誤差はさらに大きくなります。
調査対象国は以下の12か国です。
- オーストラリア(n=208)
- ブラジル(n=178)
- カナダ(n=272)
- ドイツ(n=272)
- インド(n=131)
- アイルランド(n=147)
- 日本(n=185)
- メキシコ(n=49)
- サウジアラビア(n=73)
- 南アフリカ(n=287)
- 英国(n=229)
- 米国(n=1,600)
サンプル数が比較的小さい国については、結果は参考値として解釈する必要があります。また、回答者の大半がCompTIA認定資格を現在保有していることを考慮する必要があります。
非標本誤差については正確な算出が困難ですが、その影響を最小限に抑えるため、調査設計、データ収集、データ処理の各段階で十分な配慮が行われました。
また、研究によって、文化的な違いが存在し、特に5段階満足度評価のような設問への回答に影響を与える可能性があることが示されています。
CompTIA, Inc.は市場調査業界のInsights Associationのメンバーであり、国際的に評価の高い基準規定を遵守しています。調査に関するご質問は、 research@comptia.org のCompTIAリサーチ&マーケットインテリジェンススタッフまでお問い合わせください。
CompTIAについて
CompTIA, Inc.は、情報技術(IT)分野におけるベンダー中立のトレーニングおよび認定製品の世界リーディングプロバイダーです。現在および志望する技術従事者、ビジネスプロフェッショナル、政府および軍関係者、キャリアチェンジャー、学生などに400万件以上のCompTIA認定が授与されています。数千の学術機関、政府、研修提供者、労働力開発組織と連携し、CompTIAは最高水準の学習ソリューション、業界認定の認定資格、キャリアリソースを活用し、求職者が潜在能力を最大限に発揮し、雇用者が熟練した技術人材を育成できるよう支援しています。
CompTIAリサーチについて
セス・ロビンソンはCompTIAのリサーチ担当副社長で、市場調査を監督し、労働力動向や技術導入に関する洞察を提供しています。
エイミー・カラドはCompTIAの労働力および内部調査のシニアディレクターであり、テック人材向けのデータ定義を作成し、ITキャリアの分析を推進しています。
アンナ・マッタイはCompTIAのリサーチおよびマーケットインテリジェンスディレクターで、調査業務の管理とテック人材のダイナミクスの概要構築を担当しています。