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グローバルCSIRTのスキル可視化の基準として、CompTIA Security+認定資格を導入

ブラザーグループ全体のセキュリティ対応力を強化へ

取得対象者


APAC各拠点のCSIRTメンバー

取り組みの背景


ブラザーグループは、日本に本社を置き、開発・製造・販売の役割を最適な地域で分担し、各地のニーズに合った事業活動を世界規模で展開しています。グローバル拠点は40以上の国と地域に広がり、日本を除くアジア地域での従業員を多くを占めていることなど、人材育成の観点においてグローバルスタンダードの採用は必然と言えます。近年では、スマートファクトリー:DX の積極的な推進にあわせ、セキュリティ意識や基本的コンセプトに関するスキルの底上げを強化しています。

「プラス・セキュリティ」育成のスタート

ブラザー工業では、ITを利活用する事業部門の人材においても、セキュリティの知識・スキルを備えるべきという考えに基づいた「プラス・セキュリティ」育成を進めています。

「プラス・セキュリティ」育成で身に付くベストプラクティス

  • 日々の業務においてセキュリティ意識を持ち、自発的なセキュリティ対策を実施する能力
  • セキュリティ専門家と協働する際、円滑かつ適正にセキュリティ対策を実施するための知識

ケース例:社内セキュリティガイドラインの理解と実施
インシデント発生時における専門家からの依頼内容の理解と実施新システム構築時に必要となるセキュリティ対策の理解と実施など

取り組み


認定資格でスキルを「可視化」

「プラス・セキュリティ」育成を進めるにあたり、習得したスキルを効果的に可視化する認定資格として、CompTIA Security+を導入しています。「プラス・セキュリティ」育成の前段として、日本を含むAPAC各拠点のCSIRTメンバーを対象に、CompTIA Security+の取得を目指します。

  • 日本が統括する16ヶ国・28拠点にてCompTIA Security+のための講習を受講
  • 各国の時差、言語を考慮し、9つのグループに分け、オンサイトまたはオフサイトにて講習会開催
  • 講習に加え、資格合格のためのサポートとしてCompTIA CertMaster Labsやe-learningを導入