Skip to main content

CompTIA認定資格を使った「若手技術者骨太構想」 スキルロードマップを定義し円滑な人材育成サイクルを推進

多様化するお客様のニーズへの対応には、ベンダーニュートラルな実務知識の習得が有効

取得対象者


新人~5年目までのエンジニア

取り組みの背景


トレンドや中長期事業計画に紐づく、共通する業務スキルの保有を目指す

旭情報サービス株式会社では、幅広い業種のお客様に様々なITサービスを提供しており、変化するお客様のニーズに対応できる人材の育成が課題でした。これは5年目のエンジニアを対象にしたキャリアデザインのヒアリングでも明らかになりました。
そこで、若手エンジニアを対象に、トレンドや中長期事業計画に紐づく共通する業務スキルを保有し、エンジニアの適用範囲を高めることで、機会損失の減少、属人化の防止による事業維持と、エンジニアとしての可能性を高めることを目的に、「若手技術者骨太構想」を立ち上げました。これにより、会社の将来に繋がる人材育成のサイクルを構築し、スキルを習得した人材による事業と組織の活性化を期待しています。

「若手技術者骨太構想」
入社から5年目まで段階的に実務で身につく知識と同レベルのスキルを修得し、将来の適用幅拡大とスキルの視える化を図る

  • 社員の経験に合わせた目標資格と取得時期を検討。学習計画、スキルロードマップ、将来のビジョンを明確にした、確実なスキルアップ
  • 構想に紐づくCompTIA認定資格を段階的に導入

段階的に導入されるCompTIA認定資格

取り組み


目標資格への取り組みを、進捗確認やメンタリングでバックアップ

若手エンジニアを対象に、目標資格を設定します。その後は、個別学習による取り組みを中心に、進捗状況の確認と個別面談によるフォローやアドバイスを実施しています。

具体的な推進内容

  1. 若手エンジニアに求めるスキルを定義し、経験に合わせたスキル習得目標を設定ITエンジニアとして求めるスキルを共通認識化
  2. 若手エンジニア育成に取り組むメンバー自身がCompTIA認定資格を取得し、スキルを習得したメンターとしてスタンバイ
  3. 活動リソースの整備と展開(若手エンジニア育成の情報開示HPを開設、関連書籍を調達し説明会ならびに書籍貸出を実施)
  4. 対象者の進捗状況を適時確認し、滞りつつある対象者には個別に原因の確認や学習事例を用いたアドバイスを実施
  5. 段階的に、スキル習得状況の確認と不足部分のフィードバック、他の社員の学習状況の共有を実施