イリノイ州ダウナーズグローブ発 - ベンダーニュートラルなITトレーニングおよび認定資格を提供する世界的リーディングプロバイダーであるCompTIAは、企業の採用市場に落ち着きの兆しが見られる中においても、企業によるテクノロジー人材への投資が引き続き堅調に推移していることを明らかにしました。
CompTIAが米国労働統計局(Bureau of Labor Statistics:BLS)の雇用統計データを分析した結果によると、2026年7月のテクノロジー業界の雇用者数は約3,700人増加しました。[1] 特に、クラウドインフラ、データ処理・ホスティングサービス、情報サービス、半導体製造分野における新規採用が雇用拡大を牽引しました。
また、CompTIAがLightcastの求人データを分析したところ、全米およびすべての産業分野におけるアクティブなテクノロジー関連求人は約60万3,000件に達し、企業によるIT人材需要は依然として高い水準を維持しています。[2] 総求人件数は6月比で2%減少したものの、7月中に新たに掲載された求人は約26万件に上り、テクノロジー人材の採用活動が継続していることを示しています。
CompTIAのResearch担当Vice PresidentであるSeth Robinson氏は次のように述べています。
「予想どおり、2026年を通じて増加してきた新規求人は徐々に落ち着きを見せています。しかし、企業がAIをテクノロジー戦略へ本格的に統合し始める中、ITサポート、インフラ、データ関連といった基盤的な職種に対する需要は引き続き高い水準にあります。」
一方で、あらゆる業界で働くテクノロジー専門職を含む「テクノロジー職種全体」の就業者数は、7月に26,000人減少しました。しかし、テクノロジー職種の失業率は6月の2.9%から7月は2.8%へとわずかに改善しています。[3]
Robinson氏はさらに次のように述べています。
「経済の先行きに対する不透明感が続く中でも、企業は将来の成長に向けた戦略的投資としてテクノロジー人材を引き続き重視しています。」
AI関連スキルに対する需要も高い水準を維持しており、7月にはAIおよび機械学習に関する専門知識を求める求人が約14,000件に達しました。一方で、企業は従来からの主要なテクノロジー職種についても大規模な採用を継続しており、主な求人件数は以下のとおりです。
- ソフトウェア開発者:46,082件
- システムエンジニア:34,454件
- テクニカルサポートスペシャリスト:24,370件
- データアナリスト:18,809件
テクノロジー人材への需要が特に高かった業種は、専門・科学・技術サービス、製造業、事務・サポートサービス、情報サービス、金融・保険業でした。
「CompTIA Tech Jobs Report」の詳細については、CompTIAの調査レポートをご参照ください。https://www.comptia.org/ja-jp/resources/research/tech-jobs-report/
注記
[1] 米国労働統計局(BLS)の労働市場データおよびLightcastの求人データは、後日修正される場合があります。
[2] アクティブ求人件数には、当月に新規掲載された求人と、前月以前から継続掲載されている求人が含まれます。
[3] 米国労働統計局(BLS)が公表する職種別月次データは、比較的大きな変動が生じる傾向があります。