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企業におけるAI活用が実行段階へ移行、CompTIAの調査で明らかに

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企業はAI活用の焦点を実験から実装へ移行する一方で、人材、ガバナンス、データ活用体制の準備不足が明らかに

イリノイ州ダウナーズグローブ発 ─ ベンダーニュートラルなテクノロジートレーニングおよび認定資格を提供する世界的リーディングプロバイダーであるCompTIAの最新調査によると、現在、約6割の企業が人工知能(AI)を既存のテクノロジースタックへ統合することを優先事項としており、AI活用が実験段階から企業全体での実装段階へ移行していることが明らかになりました。

CompTIA初の調査レポート「Corporate AI Adoption(企業におけるAI導入)」によると、企業は従業員によるAIツール利用の拡大だけでなく、AIを中核的な業務プロセスへ組み込むことにますます注力しています。この調査結果は、AI活用の成功が、AIと既存環境との統合、人材育成、ガバナンス、そしてデータ管理に大きく依存するようになっていることを示しています。

CompTIAのリサーチ担当バイスプレジデントであるセス・ロビンソン(Seth Robinson)は次のように述べています。

「企業は、AIツールを購入すること自体は容易だと気付き始めています。しかし、AIを安全かつ責任を持って効果的に展開できる組織を構築することは、はるかに大きな課題です。今後AI分野をリードするのは、必ずしもテクノロジーへの投資額が最も多い企業ではなく、人材、プロセス、そしてデータ活用基盤の整備に投資する企業になるでしょう。」

また、本調査では、企業がAI活用を本格化させる中で、人材育成の重要性が高まっていることも示されています。スキル不足という課題に直面している企業の半数以上が、AI、データ管理、サイバーセキュリティ、ビジネスプロセスに関するスキルを横断的に扱う新たなトレーニングプログラムの構築を計画しています。

主な調査結果は以下の通りです。

  • 59% の企業が、既存のテクノロジー環境および業務プロセスへのAI統合を優先している。
  • 93% の企業が、AI導入におけるIT部門の役割は今後も維持または拡大すると見込んでおり、特にセキュリティ、サポート、教育、統合の分野でその重要性が高まると考えている。
  • 78% の企業が、自社のデータ管理手法には改善の余地があると認識しており、アクセスしやすく適切に管理されたデータがAI成功の鍵であることを示している。
  • 57% の企業が、AI、データ管理、サイバーセキュリティ、ビジネスプロセスに関するスキルを対象とした新しい研修プログラムの開発を計画している。

ロビンソンはさらに次のように語っています。

「私たちは今、AI活用の成功を阻む最大の障壁がテクノロジーへのアクセスそのものではなく、それを実際の業務に活用するために必要なスキル、プロセス、そしてガバナンスを構築する能力である段階に入っています。人材育成と強固な技術基盤への投資を進める企業こそが、長期的なビジネス価値を実現できるでしょう。」

CompTIAの「Corporate AI Adoption」調査は、2026年6月に実施した1,027名のビジネスおよびIT分野の専門職を対象とする調査に基づいています。レポート全文はCompTIA Researchよりご覧いただけます。

CompTIAについて

CompTIA, Inc.は、テクノロジー分野でのキャリアを目指す学生、求職/転職希望者、プロフェッショナルのスキルの可能性を最大限に引き出すことに尽力しています。教育、トレーニング、認定資格、そして様々なリサーチを通して、テクノロジー業界の成長を促進し、スキルを有する人材を育成し、テクノロジーの恩恵を誰もが享受できるよう支援しています。